
こども・若者を社会でひとりにしない! 児童養護施設等を巣立ったこども 親や家族に頼れない若者を支えるチャリティー事業
■支援企画の目的
かつてお世話になった児童養護施設に「恩返しがしたい!」と言う「やす子さんの思い」で
集まった寄付金を、未来へ繋ぐための「24時間テレビ」による継続支援です。
■24時間テレビと共に共同支援を実施する支援団体
・アフターケア事業全国ネットワーク「NPO法人えんじゅ」https://enjunet.org/
全国のアフターケア事業を担う団体同士がつながり、想いや情報を共有し、
共に学び、支え合うことで、社会的養護(児童養護施設など)のもとを巣立った方、
困難な状況にある方々へ、適切かつ多様な支援を提供できるように活動するための
ネットワーク団体として2108年設立。
2024年にNPO法人化。加盟事業所数は50団体(2025年7月現在)
・アフターケア事業とは?
児童養護施設などを退所した、親や家族に頼ることができない若者を社会で
1人しないための支援事業です。
24時間チャリティー委員会は「えんじゅ」と共に活動することで、
困難な状況にある若者を支える「24時間テレビ」らしい、
未来に続くより良い支援を探し続けます。
■共同支援事業① 「施設在籍中のこどもと退所後のサポート活動を行う団体がつながる支援」
【支援活動の対象者】
児童養護施設、里親家庭、ファミリーホーム、自立援助ホーム、児童心理治療施設、乳児院
児童自立支援施設、母子生活支援施設などで暮らすこども達です。
【活動目的・内容】
児童養護施設(以下、施設)などの外でつながる場所をつくる。
または、えんじゅ加盟事業所(以下、事業所)が施設を訪問し、
ライフスキルのトレーニングやレクリエーション・交流を実施します。
■共同支援事業② 「施設を出た後の若者を支える現金・モノの支援」
【支援活動の対象者】
施設などを巣立ち、地域社会で暮らす若者たち。
保護・措置はされなかったものの、親や家族に頼ることができない若者たちです。
【活動目的・内容】
親や家族に頼れない若者がひとりではないと思える「誰かに支えられる経験」を増やします。
【現金支援の内容例】
生活困窮時の食糧費や家賃等の緊急時の一時宿泊代。
通院や就職活動の交通費。就学、就職や成人にあたっての準備・応援金などです。
■共同支援事業③ 「こども・若者を支える団体の学習・成長支援」
【支援活動の対象者】
えんじゅ加盟事業所全国50団体(2025年7月現在)。
【活動目的・内容】
親や家族に頼ることができない人たちをサポートする団体(えんじゅ加盟事業所)の
学習・成長を促進すると共に、アフターケア事業に対する24時間テレビチャリティー委員会の
知見を広げて行きます。
全国各地の団体が集まり、学び合い、つながる年次大会組織基盤やマネジメント力を
強化するための研修などです。
■24時間テレビの支援事業① 全国の児童養護施設へ「読み聞かせ」活動を開始
【支援活動の対象者】
児童養護施設で暮らすこども達です。
【活動目的・内容】
「こども達と楽しいひと時を共にして、一緒に笑いたい」、
そして、「何か一つ心に残して、できれば社会に出たときに役立てほしい」、
そんな思いを、委員会31社のアナウンサーの声で、全国の児童養護施設のこども達へ
届けて行く活動です
(協力:日本テレビサステナビリティ事務局)。
【第1回24時間テレビの読み聞かせ】
7月末、群馬県高崎市の児童養護施設で実施しました。
■24時間テレビの支援事業② 全国の児童養護施設を巣立つ子どもへ「応援差し入れ」を計画中
【支援活動の対象者】
来年春に、全国の児童養護施設から巣立つこども達です。
【活動目的・内容】
マラソン児童養護施設支援でお預かりした寄付金から、施設を巣立つ全てのこども達へ
「応援差し入れ」として、
ギフト券などを贈呈する予定です。