寄付金の使われ方- 災害復興 -

自然災害被災地復興支援

地震や水害等の大規模な自然災害で、大きな被害を受けた被災地への復興支援事業を進めています。

北海道への支援

「防災手帳ポケットどさんこくん」制作・配布

北海道太平洋沿岸での巨大地震がいつ起きてもおかしくないとの予測が出されている中、災害から身を守るために小学生に向けた防災ノート「ポケットどさんこくん」を制作しました。連携協定を結んでいる北海道大学に、実践的な防災・減災を研究する広域複合災害センターが設立されたばかりのタイミングでもあり、17名の研究者に監修をしていただきました。「地震」「津波」「台風」などの項目のほか「大雪」など北海道に特化した内容も加え、各項目ごとにクイズを掲載、子どもたちの防災知識習得の手助けとなるように工夫しました。またSTVのキャラクター「どさんこくん」のシールも添付、緊急時の連絡先を書き込んだり、地図にシールを貼ったり、親子で防災について話し合ってもらえるよう願いを込めました。開局65周年の記念事業として開催した各地での防災のイベントや、道内の小学校でアナウンサーが行う防災授業などで配布、非常に喜ばれています。STVでは8名のアナウンサーが防災士の資格を持っており、今後も道民の防災意識の向上に努めて行きたいと思っています。

宮城県への支援

宮城県塩竈市立杉の入小学校に
調理機器設置を支援

東日本大震災は宮城県塩竈市内の小中学校の校舎や、校内設備にも大きな被害を与えました。国の交付金を活用しながら順次改修を進めてきましたが、校舎や学校内の設備の修繕には多額の費用がかかるうえに、経年劣化や老朽化が同時進行します。塩竈市立杉の入小学校の給食室の調理機器は、古い調理機器を修繕しながら使用してきましたが、最近では交換する部品を調達することすら難しくなってきており、燃料費や原材料費の高騰と併せて、学校給食の提供そのものに支障をきたす状況が懸念されていました。今回希望の調理機器(スチームと熱風で加熱する万能加熱調理機:スチームコンベクションオーブン)は、塩竈市内でも生徒数が多く、老朽化した給食調理機器を運用している当校に設置されれば、給食メニューの多様化、副食材の充実化など学校給食の質向上が図れ、子どもたちに食を通じた健康な身体づくりを目指してもらうことが期待できます。今後の安定した給食の提供を支援しました。

自然災害緊急支援

国の内外で地震や水害など、大規模な自然災害が発生した場合に「緊急支援」として、義援金や物資などを贈呈しています。

過去1年の義援金拠出実績

国内
2023年 7月 線状降水帯による水害(福岡県) 5,000,000円
2023年 7月 線状降水帯による水害(佐賀県) 5,000,000円
2023年 7月 線状降水帯による水害(秋田県) 5,000,000円
2023年 7月 線状降水帯による水害(大分県) 5,000,000円
2023年 7月 線状降水帯による水害(山口県) 5,000,000円
2023年 7月 線状降水帯による水害(富山県) 5,000,000円
2024年 1月 能登半島地震(石川県) 10,000,000円
2024年 1月 能登半島地震(福井県) 5,000,000円
2024年 1月 能登半島地震(富山県) 5,000,000円
2024年 1月 能登半島地震(新潟県) 5,000,000円
国外
2023年 2月 トルコ・シリア地震 23,852,072円
2023年 9月 モロッコ地震 10,000,000円
2024年 4月 台湾東部地震 10,000,000円