活動報告

東日本大震災孤児・遺児に総額3億円の支援 宮城県に1億円贈呈

2011年11月25日

全国31社の民間放送局で構成される「24時間テレビ」チャリティー委員会は、 「24時間テレビ34」で全国の皆さまからお預かりした募金の中から、東日本大震災で両親を失った震災孤児や、両親のいずれかを失った震災遺児への支援として、総額3億円を拠出することを決め、宮城県の「東日本大震災みやぎこども育英基金」に本日、1億円を贈呈致しました。

宮城県の村井嘉浩知事は、「宮城県内だけで800人を超える震災遺児・孤児たちが、これからの生活、進路に不安を抱えながら暮らしている。寄贈頂いた1億円は大切にお預かりし、子供たちの将来の力になれるよう、運営を含め今後とも精一杯取り組んでまいります」と謝意を表しました。

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村井嘉浩・宮城県知事(左)
務台猛雄・ミヤギテレビ社長(右)

東日本大震災により、多くの子供たちが親を失いました。こうした子供たちが自らの希望に沿って学校を卒業し、社会人として独り立ちするまで、息の長い支援が必要です。岩手、宮城、福島3県で震災により両親を失った震災孤児と両親のいずれかを失った震災遺児は1,500人を超えています(厚生労働省調べ)。宮城県では、震災孤児が126人、遺児が712人、あわせて838人もの子供たちが親を失いました(2011年10月20日現在)。

「24時間テレビ」チャリティー委員会では、子供たちが震災前に抱いていた夢をあきらめることなく、前に進んでいけるよう、皆さまからお預かりした募金を役立ててまいります。

今後、12月5日に福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、また12月22日に岩手県の「いわての学び希望基金」にもそれぞれ1億円ずつの贈呈を予定しており、東日本大震災の孤児や遺児への「24時間テレビ」の支援総額は3億円となります。

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