活動報告

福祉車両を宮城で贈呈 ~全国176台のうち25台~

2012年4月2日

全国31の民間放送局で構成される「24時間テレビ」チャリティー委員会は、昨年放送した24時間テレビ「愛は地球を救う」で全国の皆さまよりお預かりした募金の中から、東日本大震災の被災地を含む全国の団体・個人へ贈呈させて頂く事にした福祉車両176台のうち、3月30日、宮城県において各団体へ25台の贈呈式を行いました。各団体を代表して、社会福祉法人 女川町社会福祉協議会の阿部恵子会長が、株式会社 宮城テレビ放送の務台猛雄代表取締役社長から鍵の贈呈を受け、「所有する11台の福祉車両のうち、10台を津波で流されました。先は長いと思いますが、このような車両を頂きましたので、焦らず一歩一歩、皆さんの笑顔が見えるような福祉活動を続けてまいります。皆さまの善意に心から感謝いたします」と述べました。

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贈呈させて頂いたのは、東日本大震災で大きな被害を受けた沿岸部を中心とした地域の21団体で、特に気仙沼市や塩釜市、名取市の団体は、かつて24時間テレビから贈呈された福祉車両を含め、ほとんどの車両を津波で失いました。今回贈呈された25 台には、訪問入浴サービスを行う入浴車や、障害者やお年寄りの送迎を行なうリフト付きバス、スロープ付き自動車などのほか、仮設住宅入居者の移動支援を担うワンボックスカーも含まれています。

なお被災地へは、昨年12月28日に千葉県で2台、1月26日に岩手県で26台、2月8日に福島県で16台の福祉車両を贈呈させて頂きました。被災4県への69台を含む全国176台の福祉車両は、今回の宮城県をもって全て贈呈させて頂きました。

皆さまの温かいご協力、ありがとうございました。

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