活動報告

難病のこどもの宿泊施設に「太陽光発電・給湯システム」を贈呈
~公益目的事業「難病患者支援」の一環として~

2014年4月28日

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2013年12月に発足した「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」は、内閣府から「難病患者支援」などの新規社会貢献事業を認定されました。

難病のこどもは全国で20万人以上、自ら動くことが困難な場合も多く、旅行へ行っても宿泊施設の受け入れ態勢が満足に整っていません。こうした状況に「認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク(難病ネット)」が、難病のこどもや家族が気兼ねなく宿泊できる独自のロッジ「あおぞら共和国」を山梨県北杜市白州町に建設し、今年3月にその1号棟が完成しました。

そこで、24時間テレビチャリティー委員会では、その宿泊ロッジに太陽光による発電や給湯ができる「太陽光エコシステム」の設置を決定しました。4月26日(土)山梨放送の野口英一代表取締役社長、24時間テレビチャリティー委員会の城朋子会長が出席して贈呈式が行われ、設備が除幕されました。

この日は同時に、会場をゴールとした「12キロチャリティーウォーク」が行われ、参加した難病のこどもや家族、支援者ら約180人が「太陽光エコシステム」の設置を祝いました。

贈呈された設備は、日照時間が抜群に長いという白州の地にあって非常に効率よく稼働し、1年間で1トンもの二酸化炭素を削減するものです。難病ネットは、将来的にはロッジを6棟まで増やし、センター棟も併設する考えで、24時間テレビチャリティー委員会は、引き続き支援を続けていく予定です。

【所在地】

山梨県北杜市白州町 鳥原字向林2913番134

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【主催者】

公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会
認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク

【贈呈品】 太陽光発電パネル、リチウム蓄電池、太陽熱給湯器、貯湯タンク

放送事業者31社で構成される公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会では、皆さまからお預かりした寄附金を福祉・環境・災害復興を柱に、新規社会貢献事業として、「難病患者支援」、「視覚障害者支援」、「障害者スポーツ支援」などに活用しております。

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