活動報告

障害者スポーツ支援の一環として「スポーツ用義足」を贈呈

2014年7月25日

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2013年12月に発足した「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」は、内閣府から「障害者スポーツ支援」などの新規社会貢献事業を認定されました。

2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催を控えているものの、いまだパラリンピックに対する注目度や関心が欧州に比べると日本は低いのが現状です。しかも、スポーツ用の義足は高価なうえ、生活用の義足と違ってレジャー用とみなされ、国からの補助がなく、すべて自己負担となっています。

そこで、「24時間テレビチャリティー委員会」では、スポーツ用の義足などの支援を実施し、選手だけでなく、今までスポーツに接する機会が少なかった障害のある方が新しい世界に飛び込めるような機会を創出し、ひいては、2020年に開催される東京パラリンピックの成功を後押しできればと考えています。

このたび、公益財団法人鉄道弘済会にご協力を得て審査を行い、中学生から50代のスポーツに親しむ16名の方にスポーツ用義足を贈呈することを決定しました。2014年7月21日、贈呈式が、北区にある東京都障害者総合スポーツセンターで行われ、24時間テレビチャリティー委員会の高見俊彰副会長がスポーツ用義足を贈呈しました。贈呈された16名を代表して、慶応義塾大学の学生、関田慎次郎さんは「感謝の気持ちを持って、速く走れるように練習に励みます」とお礼の言葉を述べられました。

24時間テレビチャリティー委員会は、今後も障害者スポーツ支援として、スポーツ用義足のほか、スポーツ用車椅子などの贈呈も視野に入れ、幅広く支援活動を続けていく予定です。

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高見俊彰副会長(左)から関田慎次郎さん(右)にスポーツ用義足を贈呈

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