活動報告

難病児の保養施設に太陽光発電・蓄電システムや給湯器を贈呈

2015年10月5日

9月25日、24時間テレビチャリティー委員会は、難病患者の支援事業の一環として、山梨県北杜市の「あおぞら共和国」に、太陽光発電・蓄電システムや給湯器などの設備を贈呈しました。「あおぞら共和国」は、認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワークによって建設されている難病の子どもや保護者のための保養施設です。

贈呈式では、24時間テレビチャリティー委員会の加盟31社を代表して、山梨放送の中村一政副社長から「あおぞら共和国」の仁志田博司総支配人に目録が手渡されました。贈呈された太陽光エコシステムは、年間1トンもの二酸化炭素削減に貢献できるということです。

また、今回竣工した4号棟の建物そのものは、プロゴルファーの青木功氏、福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治氏、ジャズトランペッターの日野皓正氏らが主催するゴルフ大会の寄付で建設されました。贈呈式に駆けつけた青木功氏は「この寄付金は、大会スポンサーや著名人の方々、多くのギャラリーから募った、寄付金でもあります。少しでも、病と闘う子どもたちのためになってくれることを祈っております」と述べました。さらに、贈呈式の最後に、日野皓正氏が、「この場所が、皆さんのふるさとになってくれるように」と、「ふるさと」をトランペットで演奏していただき式に花を添えました。

贈呈式には、難病の子どもや保護者も参加し、大きな拍手を送っていました。難病の子どもたちは、通常の宿泊施設では、設備が不十分だったり、周囲の目が気になったりするということですが、「あおぞら共和国」なら、誰にも気兼ねせずゆったりと過ごすことができます。また、保護者も休息を図ることができるという「レスパイト施設」としての完成を目指しているそうです。

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