過去の障害者情報保障支援

24時間テレビチャリティー委員会では、福祉支援事業の一環として、情報のバリアフリーを目指した障害者情報保障支援を行っています。

厚生労働省の後援を受け、視覚障害者のための音声コード読み上げ機器や作成ソフトを全国52自治体へ贈呈

2014年、24時間テレビチャリティー委員会は、厚生労働省が推進する「音声コード普及支援」に賛同し、「NPO法人日本視覚障がい情報普及支援協会」の協力のもと、全国の52自治体に、音声コードを読み上げる機能の付いた携帯電話と補助アダプター(音声コードを読み上げる専用の装置)を890セット、音声コード作成ソフト15,000ライセンスを贈呈しました。

「音声コード」とは、漢字を含む文字データを約800文字分記録できる2次元コードのことです。音声コードは現在、自治体が発行する印刷物や「ねんきん定期便」などに添付されており、視覚障害者の方々が専用の読み上げ機器で、音声コードに収められた情報を自らの耳で聞き取ることができます。

図書館に対する障害者サービス用機器等の贈呈

全国240館の図書館に、DAISY再生機、拡大読書器、音声パソコン等の障害者サービス用機器、および大活字本等の資料セットを贈呈しました。対面朗読や点字・録音資料の製作や貸し出し等、公共の図書館を利用する障害のある方々へのサービスの充実が図られます。